暇な男子大生スナフキンの日記

暇な男子大生スナフキンの日記

恋愛工学に感化された大学生が、美女を即ることと、人生を楽しむ過程を記録した日記。twitter:@Opabinia_pussy

映画、「ディープインパクト」は「アルマゲドン」の影に隠れた名作である。

競馬ファンの方に最初に謝っておこう。数々の賞を取ってきた名馬、ディープインパクトの話ではない。

 

その日、大学も休みでアポもなかったぼくは、Amazonビデオでどの映画を見るか悩んでいた。AmazonStudentという学生向けAmazonPrimeサービスは、すべてのAmazonPrimeサービスを受けられるので、会員は多くの映画を無料で観れるのである。SF作品が好きなぼくは、偶然目に入りカスタマレビューの評価が高かった映画、「ディープインパクト」を選んだ。

 

アメリカのSF作品には、多くの作品に共通のある種の決まりきった流れがある。こうすればアメリカ国民を魅了できるという、いわばルーティンのようなものなのかもしれない。その流れは以下のようなものだ。

 

 

  1. 世界に危機が訪れる。ex.機械による支配、エイリアンの襲来、隕石の衝突など
  2. アメリカによって、あるいはアメリカが主導する世界的協力によって、問題が解決される。
  3. USA!USA!USA!でハッピーエンド

 

映画を見る前に、あらすじだけを読むといかにもこのパターンに当てはまりそうな物語である。

 

もしも、数日のうちに地球に巨大彗星が衝突し、全人類が絶滅するかもしれないと知ったら、あなたはどうするだろうか? “地球は今、身震いするほど恐ろしく、目を見張るほど衝撃的な滅亡へのカウントダウンに入った。

Amazonビデオ より

 この、いかにも陳腐な紹介文とは裏腹に、本作はまさに全米が泣いたという決まり文句をつけるにふさわしい作品である。

 

ところで、本作を語る上でしばしば対比されるのは、本作の2ヶ月後に公開された「アルマゲドン」である。日本での興行収入は、ディープインパクト80億円、アルマゲドン135億円と後者のほうがかなり大きく、おそらく後者の方しか知らない方は多いだろう。

 

アルマゲドン」は大がかりなアクションが魅力的な作品に仕上がっている一方で、「ディープインパクト」は隕石衝突という破滅的災害に瀕した人々の、戸惑い、使命、愛、葛藤を中心に描かれている。総指揮を取ったスティーブン・スピルバーグ氏らしさが出ていると言えるかも知れない。

 

家族に対して素直になれなかったキャスターの娘、自らの命をあきらめ子供に未来を託す両親、壊滅的被害を受けながらも人類の再建を誓う人々……

 

ぼくたちは、日々の忙しさに追われて自分にとって大切な家族や友人、恋人(やセフレ)との時間の優先順位をどうしても下げてしまうことがある。本当の危機に直面した時になってぼくたちはようやく、自分にとって本当に大切な人たちのことを考えられるのだ。

 

ディープインパクト」はぼくたちにとって本当に大切なこととは何なのかを考えさせられる作品であった。